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ライブ配信のおかげで本当の自分を知ることができた

インタビュー

ライブ配信と聞くと、なんとなく「課金」がセットで思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

今回は、ライブ配信を違った角度で活用している女性にお話を聞いてきました。

自分の言葉で表現することが何よりも大事

ーーーレースクイーンの方にお話を聞くのが人生初なので、すごく楽しみにしてきました。

沙倉:人見知りでうまく話せるかわかりませんが、よろしくお願いします。

【プロフィール紹介】大学在学中より芸能事務所に所属し、レースクイーンやグラビアを中心に活動。ミスFLASH2019におけるオーディション審査の一環でライブ配信をスタートし、現在は「SHOWROOM」と「Pococha」で配信を継続中。

ーーー昔から芸能界への興味はあったんですか?

沙倉:小さい頃からテレビに出ることへの憧れがあり、芸能界でお仕事をしてみたいと思っていました。上京を決めた理由も、アナウンサーやお天気お姉さんになる夢を叶えるためなんです。

ーーーなるほど。

沙倉:本格的に活動を始めたのは大学卒業後からで、現在はレースクイーンを中心に様々なお仕事をさせていただいています。グラビアをスタートするきっかけになったミスFLASH2019のオーディションで、ライブ配信が審査項目のひとつだったことを機に配信者としての活動もスタートしました。

ーーーオーディションがキッカケだったんですね。

沙倉:はい。それまではライブ配信の存在すら知りませんでしたし、やり方はもちろんのこと何を話せばいいかも分からなかったのでかなり不安でした。

ーーー実際に始めてからはどうでしたか?

沙倉:初日と2日目は少し憂鬱でしたが、すぐ楽しめるようになりました。リスナーさんから言われて気づいたんですが、私はその場のコメントを拾って広げるのが得意みたいで、事前に配信内容をしっかり決めなくてもいい分ストレスも少なかったように思います。

ーーー印象的だったリスナーさんからのコメントがあれば教えてください

沙倉:レスが早く、テンポがいいと言われました。普段は話すスピードが遅い方なんですけど、配信になるとスイッチが入るっぽくて新鮮でした!

ーーー実際は正反対の性格なんですか?

沙倉:感情の起伏が少なく、その場の空気を読んで発言することが多いです。だからこそ、マナーの悪いリスナーさんがいても注意するのが苦手で、見兼ねたリスナーさんが代わりにしてくれたこともありました。

ーーーリスナーさんが代わりに…!

沙倉:ですが、リスナーさんの言葉=テキスト(文字)のみなので、どうしても注意された方はキツく感じてしまう。自分が遠慮することで余計に波風が立つと気づき、それからは自分の言葉で伝えるようになりました。

ーーーその経験を通して考え方に変化はありましたか?

沙倉:これまでの人生でも、心のどこかで無理をして人に合わせている節があったのかもしれないと気づけました。おかげで今は、ライブ配信だけでなく現実世界でも自分の意思表示がしっかりできるようになった気がします。

ライバーもリスナーもノンストレスな世界を作りたい

ーーーライブ配信をする上で気をつけていることはありますか?

沙倉:コメントは全て返す。リスナーさんのことを覚える。この2つは徹底しています。また、なるべく毎日同じ時間に配信したり、リスナーさんにあだ名をつけるのも工夫している点かもしれません。

ーーーライバーになりたての方は、コメントが飛ばないことに悩む人が多いそうです。

沙倉:私の場合は、コメントが止まったらランダムに名指しで質問します。顔が見えない分フランクになれるし、友達と話す感覚で接していますよ。弱気になって「何を質問すればいいか分からない…」なんて考えるよりも「見に来てくれた人を全員をファンにさせる」くらい強い気持ちが大事だと思います。

ーーー素晴らしい考え方です

沙倉:特定のリスナーさんと距離が縮まるとどうしても初見さんが入りづらい雰囲気ができてしまうのですが、なるべくそうならないために初見さんだけが参加できる配信の割合を増やして参加者のバランスを考えたりもしています。

ーーーライブ配信を始めたことで身についたスキルはありますか?

沙倉:これまでの自分なら興味が持てなかったであろう話題にも、積極的に「それってどういうこと?」と聞く習慣がついたので知識が増えました。とはいえ全く専門外の話もあるので、あくまで自分がギリギリ興味を持てそうな内容に限りますけどね(笑)。

ーーーあくまでもストレスフリーな範囲で。

沙倉:また、リスナーさんにもストレスをなるべく溜めてほしくないという思いから、私はイベントにほとんど出ません。イベントに参加すればそこでの順位がつきまとうので、リスナーさんも応援することに疲れちゃうと思うんです。

ーーー通常の配信よりもイベント参加時は課金が頻繁に行われる空気はありますからね。

沙倉:そもそも私がライブ配信を続けている理由は「楽しい」からです。私の配信を楽しみに待っててくれる人がいて、私の配信がその人の生活の一部になっていることだけで満たされた気持ちになる。リスナーさんのおかげで楽しい配信生活が送れているので、リスナーさんにもただただ純粋に楽しんでもらえたら満足です。

ホスピタリティの塊…。

ーーーとはいえ、課金してほしくないわけではないですよね?

沙倉:もちろん課金していただくこと自体は嬉しいですが、私にとってライブ配信はあくまで本業のファンを増やすためのツールなんです。ライブ配信を行うメリットは課金だけではありませんし、目先のお金よりも長くファンでい続けてもらえるための関係値作りに役立てればいいという考えです。

ライブ配信はテレビの収録に似ている

ーーー沙倉さんがライブ配信にハマった理由はありますか?

沙倉:アナウンサーやお天気お姉さんのような「喋る仕事」に憧れていたことが大きいかもしれません。ライブ配信はテレビの収録に似ていて、うまく場を盛り上げたりトークを回せた時は充実感が大きいんです。

ーーー確かにライバーさんは喋る能力に長けている印象です。

沙倉:時には「今日の配信はイマイチだったな〜」みたいな反省をする日もありますが、それを含めて楽しいんです。小さい頃の夢が、ライブ配信を通じて少しだけ叶えられているのかもしれません。だからこそ私はライブ配信がつらいと感じたことは1度もないですね。

ーーーライブ配信はどんな性格の人が向いていると思いますか?

沙倉:ポジティブで頭の回転がいい人、かな。ライブ配信をしていると思わぬタイミングでハプニングが起きたり、中傷まがいの言葉を浴びせられることもありますが、いちいち気にしていても仕方ないので気持ちを切り替えられるポジティブさは必要だと思います。

ーーー未来のライバーさんに向けて一言お願いします。

沙倉:ライブ配信に正解はないです。何がリスナーさんに刺さるかもわからないし、人それぞれどんなやり方が合うかもバラバラなので、いろんな人の配信を見て自分にできそうなことを取り入れていくしかないと思います。地道ですが、諦めずに頑張ってください。

一般的には「ライブ配信=ギフティング(課金)」というイメージが強い中、独自のスタンスでライブ配信を活用している沙倉さん。

ライブ配信に対する向き合い方は十人十色なので、他人と比べるのではなく自分なりのスタイルを追求してみてはいかがだろうか?

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