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【イベントレポ】321主宰”ライブ配信始めてみる?”

イベント

2020年3月15日、ライバー事務所を運営する株式会社321が主宰するライブ配信イベントが、都内某所にて無観客で開催された。

当初、本イベントは株式会社321の代表である、モテクリエイターのゆうこす氏がMCを務めながら、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」代表取締役社長の前田裕二氏と、InstagramやYoutubeでも絶大な人気を誇るファッションライバーのももち氏をそれぞれゲストに迎え、ライブ配信の楽しさやお金事情、今後どのように業界が変化していくのかなど語る、2部制トークイベントの予定だった。

しかし、コロナウイルスの影響で一部内容を変更。無観客で開催する代わりに、イベント自体をライブで配信する方向にシフトし、リスナーさんがオンラインで参加できる座組みにすることで、ピンチをチャンスに変えたのだ。

また、事前にSHOWROOM内にて「ライブ配信始めてみる?-321SPECIAL EVENT-出演権獲得イベント」を開催し、上位入賞者にはゆうこす・ももち・前田社長との共演が叶う、豪華なプライズが用意された。当日は上位入賞者が次世代の注目ライバーとして出演し、以下のタイムテーブルで進んでいった。

①321.incの紹介
②ライブ配信の魅力とは?
③ライブ配信で稼ぐ・仕事するって?
④前田社長にインタビュー
⑤質問受付コーナー

前半は、ライブ配信の用語として頻繁に使用される”イベント“や”ギフティング“のような専門用語の解説をはじめ、リスナーさんからリアルタイムで届いた声に対し、各々が回答。ひとつひとつの議題に対して、様々な角度から意見を出し合い、理解度を深めていった。

・ライブ配信は何歳からでもスタートできる
・生配信のメリットは感情が伝わりやすい
・インスタは”憧れ”、ライブ配信は”親近感”や”リアル”がキーワード
・話すのが苦手でも慣れる(コミュ力に自信がなくても大丈夫)
・ギフティングが活発になるのはイベント時

など、現役ライバーの視点から、配信に関する白熱した議論が繰り広げられ、時おり爆笑も生まれたりと、個性豊かな面々でのトークセッションは大変な盛り上がりを見せた。

また、特に印象に残ったフレーズとして、ライブ配信は”喜怒哀楽”を全面に出せるコンテンツという表現があった。大人になると、全力で泣いたり笑ったりする機会は少なくなるけど、ライブ配信はそれが醍醐味だという。

見ている人(リスナーさん)は、ライバーのどんな行動・どんなポイントに心を動かされるか分からない。だからこそ自分の長所だけでなく、短所やコンプレックスさえも個性に繋がるし、誰にでもチャンスがあるんだと話していた。

“どれくらい稼げるの?”のような踏み込んだお金事情や、それぞれがライブ配信を始めたキッカケなど、今後の目標についても話し合われ、中には、”普通に働きたくても働けない人がいたとして、その人たちが在宅でできる仕事として、そして自信を持って選べる仕事として確立されれば嬉しい”と考えているライバーもいたり、ライブ配信に対する捉え方も様々で、学びが深い時間だった。

後半は前田裕二氏が登場し、自身の手掛ける「SHOWROOM」の展望や、ライブ配信業界の未来について語ってくれた。

みんな誰しも、自分にしかない”個性”を持っている。でも、その個性を多くの人に見てもらえる、個性の「出しどころ」を勝ち得ない事には、誰にもその個性を知ってもらえない。それゆえ、まずは認知を取るべく、市場との接点を作ることが先決だと語る。

最終的に自分というタレントを世に受け入れられる状態に持っていくまでには、相当な戦略思考が必要だと彼から学んだ者も多いだろう。

認知を取るための具体策の1つとしては、ライバーとしてある程度のランクに到達したとき、違う軸(SNSなど、他のプラットフォームなど)に参戦し、より多くの面を取りに行くアクションが重要な要素となる。

身の回りには、様々な成功事例がたくさん散らばっているので、成功している人や物を見つけたらその要因を分析し、それを自らに転用、貪欲に自身のスキルとして吸収してしまうことが、成長の鍵であることは間違いない。

一般的には以下の3つの項目を満たした時に、人の心は動くという。

・社会性(世の中の最大関心事項に寄り添うテーマかどうか)
・ドキドキ(感情の揺さぶりがあるかどうか)
・シンプル(誰が見ても特徴やストーリーが単純で分かりやすいかどうか)

ライバーも参考にできることがきっとあるはず。見てくれる人が「ドキッ」とすることはどんなことだろう?を考えてみるといいかもしれない。

最近、インターネット上で人気を得ている人たちの特徴として”自分に嘘をつかないリアルな姿”を表現できている場合が多い、とも前田氏は言う。だからこそ、リスナーさんとの距離が近いライバーは、表面的な見せ方以上にその“根本的なあり方”自体を問われているのかもしれない。

これからライブ配信業界がどうなっていくか。さらに言えば、ライバーの中から、マス文脈にステップアップする存在が現れるか。それはひとえに、ひとりひとりのライバーがどこを見ているか、どんな世界を目指していくのか、という志によって大きく変わることになるだろう。

最後に、伸びる(成長する)ライバーとは?という質問に対するゆうこす氏の回答で締め括りたい。

生配信をしているとアドレナリンが出て、気持ち良くなってくるタイミングがあるし、自信もついてくる。
自信を持つことは大事だけど、プライドをコントロールできなくなって、他の人(事務所のマネージャーやリスナーさん)からの意見に耳を傾けなくなるフェーズになると伸びない。
私も過去にそう思っていたことがあった。それこそ「言われなくても、自分が1番わかってる!」とさえ。でも、仮にそう感じたとしても、周りの人からの意見は1度聞いてトライしてみることがすごく大事。なので、素直さは忘れないで!

ライバーは簡単そうに見えて、結構体力も使います。毎回全力で企画を考えなくても、たまにはくつろぐだけの配信や、褒めてもらうだけの配信があってもいいのではないでしょうか。頑張りすぎず、オンとオフの切り替えをしっかりしながら、継続していくことが大事です。

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